フォルクスの株を売却した事を先日書きました。
結局フォルクスは売ってしまいました。
でもそれはどうやら失敗だった様です。
売却後、小幅ながら上昇をし続けています。
なにより失敗を決定づけたのは、どんの以下の発表。
ステーキレストランをチェーン展開する、どん(埼玉県鶴ケ島市)は、25日に締め切った
フォルクス株式の公開買い付け(TOB)によって議決権ベースの出資比率を47%強に高めた。
大株主のローソン、UFJ銀行もTOBに応じたもようだ。
どんは市場でフォルクス株をさらに買い増し、同社を子会社にする方針だ。
どうやらまだ市場で買い増すようです。
株価は上昇を続けそうですね。
明らかに結果は失敗なのですが、あえてプロセスは成功といっておきましょう。
結果は誰にもわからないものですから、結果を云々しても仕方ないのです。
今回のケースでは、フォルクス株をHOLDし続けることについて、リスクを感じ、迷いが生じたのですから、そこで売ったのはプロセスとしては正しいと思うのです。
迷いが生じたら手仕舞い。
これは相場の金言だと思います。
迷いが生じた時点で勝負は終わっているのです。
迷いは優柔不断をまねき、決断を損ねます。
迷っている間に相場が自分の利益がでない方向に動き、どうにも動けなくなった例を数多く見ています。
そうなってしまうと、ほぼ全員がロスカットできず株を塩漬けにしてしまいます。
それは実質的に株式相場から撤退することを意味します。
だから迷いが生じた時点で売った、今回のフォルクス株の売買は成功だと思います。