米国株と日本株は非常に連動性が高いです。
かつてはその連動性の高さから「ミラー相場」と呼ばれていました。
連動性は高く、日々など短いスパン、数ヶ月単位の中期スパン、年単位の長期のスパン、いずれもスパンにおいても連動性は高く注目する必要があります。
米国の経済状況、雇用状況、金利政策など様々な要素が株価に影響を与えてきます。
これを投資戦略として考えて見ましょう。
明日の日経平均がどう動くかは、日本を見ていただけでは予測することは難しいです。
しかし、米国の情報を入手することによって、先行きを予測することが可能です。
時差の関係上、日本のマーケットが終わった後、米国のマーケットは動いていますので
ニュースや相場の動向など様々な情報を入手することができます。
デイトレ向けにはこういった投資戦略があります。
NASDAQの上げ下げとその上昇下降率に注目するのです。
通常は、NASDAQが上昇していれば、日経平均も上昇する可能性が高いです。
逆に、下落していれば、日経平均も反落します。
これは相当な確度で連動しています。
さらにどの業種が上昇、下落しているかまでつきつめていけば十分に戦略として
なりたつでしょう。
単純ですが、非常に連動性は高いのです。
また、毎月第一金曜日には雇用統計が発表されます。
これが重要なデータで雇用の改善は景気拡大の起爆剤になります。
ここでどういったデータがでるかがその月の景気動向を左右していきます。
この雇用統計でどういった値がでるかをニュースや情勢などから判断できれば
雇用統計発表後の株価動向はつかんだも同然。
その後の展開を読んで、売買を仕掛ければよいのです。
もちろんこの場合はスイングトレードになるでしょう。
今月大きく株価に影響を与えるものとしては、
FRBの金利政策動向や今月では原油高高騰に対するOPEC総会などがありました。
ただこれらは発表前にそれなりの方向性は見えていました。そう感じています。
実際の株価はこれらの発表があるまで、もみあい動きません。
明らかな方向性が出てから売買されるのです。
なので事前に的確な予測ができれば、株価の方向性を掴むことは難しいことでは
ありません。
今まで注目していなかった方は、意識して、米国株と日本株の連動性を見てみてください。
必ず新たな発見があるはずです。
米国の相場情報を入手するにはこちらから。
CBS MarketWatch
シカゴ マーカンタイル取引所のCME NIKKEI225株価を確認できます。
日経平均先物(大証)はCME終値水準からスタート します
CME Flash Quotes
CME Delayed Futures and Options
また、Eトレード証券は世界のマーケット情報に力を入れている証券会社です。
24時間マーケットニュースが更新され、各国の状況を把握することができます。
詳細は「証券会社の比較」で。