20, 2004

カラ売りのススメ


米国の金利上昇懸念により、株価の上昇が押さえつけられています。
こちらでもちらっと書いたとおり、調整局面が近いかもしれません。
ヘッジファンドの売りが入る、今月末までは上昇を続けると思いましたが
それよりも早く調整局面に入る可能性があります。

いずれにせよ短期的に大幅な上昇は見込めないと感じています。
このような局面で有効なのが「カラ売り」です。
英語では「ショート」と呼ばれ、売りを行うことを「ショートポジションを取る」と言います。

通常、株式投資は株を買う行為、すなわち「買い」から始まるのが一般的です。
この場合、買った金額よりも株価が上昇すれば、利益となります。
反対に株価が下がった時に利益を出せるのが「売り」です。
最初に株券を売っておき、株価が下がった時に買い戻します。

買ってもない、所有していない株を売れるのか?という疑問があるかと思いますが、
それができるから「カラ売り」なのです。
実際には証券金融会社という所から株券を借りてきて、それを売ることになります。
売った金額はすぐにはもらえず、最終的に買戻しなどの決済をした際に
差額を受け取ります(支払います)。
この差額だけで取引を行うことを差金取引と言います。

信用取引の詳細については、別の機会に譲るとして、
この「売り」ができるということは、非常に大きいです。

明らかな下げの局面というのは多々あります。
実際、株価が上昇する買いの局面は3割しかないが、反対に株価が下落する売りの局面は7割もあるといった統計もあります。

3割しかない買いの局面を狙い定め、買いで儲け続けるのは非常に難しい問題でしょう。
実際、株価は長期的に上昇するにしても、短期的に見れば、上がったり、下がったりしながら推移します。
その場合、実際長期で保有し、株価の上昇に合わせて売るよりも、
株価の上げ下げにあわせ、買いと売りを繰り返したほうが利益も多くなるのです。
(なぜならば当たり前ですが下落局面でも利益を上げられるため)

今月もこれから株価は調整局面、下落する可能性が高いでしょう。
こんな予測がたつときに売りを仕掛けるのは、株の売買で利益を得るためのひとつの手段です。

一度研究してみてはいかがでしょう?

こちらの記事もどうぞ。
信用取引のおすすめの本を紹介しています。


投稿者 strawberrywine : 20, 2004 03:28
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